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金属アレルギーへの対処
金属アレルギーの検査法
患者への侵襲が比較的少なく、多種類のアレルゲンを同時に調べることができるパッチテストが多用されています。
歯科で使われている金属や生活用品の中の金属などの20種類ほどの試薬が市販されています。
専用の絆創膏上に試薬を滴下し、背部に2日間添付し、除去後の皮膚反応を2日後、3日後、さらに7日後にも判定します。
金属アレルギーでは反応が遅れて出る場合が多く、3日までですと判定を誤るからです。
この点は皮膚科やアレルギーの専門の先生方に特にお願いしたいと思います。
金属アレルギーの治療「抗体除去療法」
疾患が皮膚科領域であれば掻痒などの対処療法がまず必要で、パッチテストなども含めて皮膚科医と歯科医の協力が極めて重要になります。
歯科金属がアレルゲンではないかと疑われる場合、成人の口腔内には多数の詰め物や金属冠が装着されています。
視診ではその組成金属の種類は判りません。
それぞれからごく微量(約0.1mg)のサンプルを採取分析し、アレルゲンを含むものを特定し、それのみを撤去、交換します。
歯科的な抗原除去療法です。
大変手のかかる厄介な治療になりますので、パッチテストは確認テストを必ず行うようにして下さい。
こうした治療の後、早い場合は2~3ヶ月で快方に向かいますが、1~2年を要することもあります。
アレルゲン金属は分解されず、体内から排出されるのに時間を要するためだと考えられています。
金属アレルギーの一次予防は現状では困難ですが、上皮下の組織に金属が直接接するピアスは避けるべきでしょう。
二次予防は皮膚科医と歯科医の連携の下、アレルゲン金属が判明したときは、これを含有しない材料で歯科処置を行うべきです。
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